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誰もが安心して暮らし続けられる矢倉学区を目指して

矢倉学区社協2025年07月01日

 矢倉学区では、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう地域住民と専門職が集まり、地域の現状や課題を共有し、地域における支え合い活動を広げる「医療福祉を考える会議」を平成27年度から開催しています。

 新型コロナウイルスの影響で、会議を休止せざるを得ない時期もありましたが、令和6年度より、会議を再開しました。

 令和6年度は、在宅サービスに対する理解が進んでいないために苦情や通報をされるという事業所が抱える駐車場問題を切り口に、在宅サービスの理解を広げる「ピカッと草津」をテーマに取組を進めました。

※ピカッと草津について

 ○医療福祉を考える会議の必要性と地域の変化に気づこう【第13回 令和6年9月18日】

 会議内容:

 ①医療福祉を考える会議について

 ②矢倉学区の現状を知る

 ③「ピカッと草津」について

 ④サービス事業所から駐車場問題の事例紹介

 ⑤これからの取組について

 ⑥地域と事業所のつながりワークショップ

 会議再開にあたり、会議の目的を再度確認した後、矢倉学区の現状をクイズ形式でふり返りました。矢倉学区は、約8軒に1軒が高齢者世帯で、学区内の要支援・要介護認定者数は市内で4番目に高く(令和4年度)、福祉サービスを必要としている方がたくさんおられることを知っていただき、誰もが在宅サービスを受けやすい地域づくりの必要性について感じていただきました。

 また、「ピカッと草津」の取組について説明を行った後は、会議を振り返って感じたことや自分たちができることについて、地域と事業所が一緒になりワークショップを行いました。

 参加された方からは、「お互いに我が事として理解し合うことが大事」「地域と事業所の連携を密にすることが大事」等のご意見をいただきました。

第13回 令和6年9月18日 医療福祉を考える会議の様子01 第13回 令和6年9月18日 医療福祉を考える会議の様子02

 ○事業所の悩みを聞き、地域住民に伝える【第14回 令和7年2月19日】

 会議内容:

 ①前回の振り返り

 ②サービス事業所から駐車場問題の事例紹介

 ③矢倉学区町会長委員会の取組について報告

 ④地域と事業所のつながりワークショップPart2

 前回の会議(第13回)の振り返りを全体で行った後、実際に矢倉学区でサービスを提供されている事業所に、矢倉学区であった困りごとや他学区で困った事例等を紹介していただきました。事例を聞いた住民さんからは、「まさか自分の地域で起こっていると思わなかった。自分がサービスを利用するときも困るかもしれない」「地域で安心してサービスが届けられるようになってほしい」といった声がありました。

 また、前回の会議で地域の現状をしった町内会長さんが、矢倉学区町会長委員会の取組として、在宅サービスを提供している事業所が駐車できる場所を確保するために、各町内の企業や神社等に呼びかけを行われた活動について報告をしていただきました。地域の課題を知り、地域住民の皆さんが我が事と感じたことで、住民主体の活動がうまれました。

 最後は、地域と事業所で「在宅サービスの駐車場問題」をより多くの方に知っていただくための、チラシ作成ワークショップを行いました。ワークショップで出た意見をもとに、今後チラシを作成し、地域や事業所等に配布する予定です。

第14回 令和7年2月19日 医療福祉を考える会議の様子01 第14回 令和7年2月19日 医療福祉を考える会議の様子02
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