「支え合い、健康で安心できる地域」を目指して
老上西学区社協2025年07月01日
老上西学区では、地域・医療・福祉・行政といったさまざまな立場の方々が知識や知恵を持ち寄り、「支え合い、健康で安心できる地域」を目指して日々活動を展開しています。
高齢者の暮らしの問題を我が事と捉え、共感して多くの住民へ共鳴の輪を広げていき、これを踏まえた活動の輪を広げる語り合いの場として実施している「老上西学区の医療福祉を考える会議」では、「地域で高齢者を見守る仕組みをつくっていくことが必要」という参加者の意見から、道に迷った高齢者の気持ちに配慮した声かけや見守りを体験する「地域安心声掛け訓練」を毎年継続して実施することが大切だ!と、今では老上西学区社協事業の一つとして定着した活動になりました。
その他、会議では、介護事業所の方々から高齢者の困りごとについて生の声をお聞きし、令和7年5月には「地域で支える おたがいさま事業」として、庭の草引きやゴミ出し、病院の付き添いなど、地域の方々の困りごとを支援する有償ボランティアグループ「おいにし hot けん」の誕生にもつながりました。
このように、住民の声から分かった地域の課題はもちろん、事業所や自治体等から得られた個別課題をもとに課題を整理したり共有することで、誰もが住みよい老上西学区につながる新たな活動を今後も検討していきます。
市社協は引き続き、医療福祉を考える会議がいろいろな取組を積極的に発信していけるよう、伴走しながら支援していきます!

