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~認知症についての理解を深めるために~

玉川学区社協2025年07月01日

 令和6年6月29日と8月24日に、「医療福祉を考える会議」を開催し、認知症と行方不明者の実態について理解を深めるとともに、地域の団体の代表や地域包括支援センター、行政等、関係機関と意見交換を行いました。

 会議では、草津市の担当課から認知症に関する取組や施策等を説明いただき、認知症による行方不明者を防ぐために、『地域としてできることはないか』や『家族としてできることはないか』等をテーマに参加者で意見交換をしました。

 意見交換では…このような意見が出ました。

  •  ○市の施策が市民に知られていないことから、利用が限られているのではないか。地域の会合等、多くの人に施策を広めていくことが必要。
  •  ○認知症の方かどうか、判断が難しく、声かけをどうすればよいのか、躊躇してしまう。しかし、「この人は認知症かな…。」と思って声をかけるのではなく、一人の人として接する、関わる、つながることが大事だと思う。

 実際に、地域では認知症によって行方不明になられることもあります。

 しかし、このように「今、自分や地域でできることは何なのか」を『我が事』として考えることも、認知症についての理解を深めるきっかけにつながります。

 今後も、医療福祉を考える会議では、地域の団体や専門職とともに、さまざまな地域の課題を捉えながら、地域での支え合い活動について考えていきます。

玉川学区 令和6年度 医療福祉を考える会議の様子
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