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玉川学区で「医療福祉を考える会議」を開催しました!
(生活支援体制整備事業第2層協議体)

玉川学区社協2020年10月23日

令和2年9月26日に玉川学区で今年度1回目の「医療福祉を考える会議」が行われました。

 今回の会議では、地域にある介護施設や事業所からの話題提供ということで、「特別養護老人ホーム萩の里」施設長の平尾氏と「よつば訪問看護ステーション」看護師の谷口氏からコロナ禍での利用者さんの様子や、介護現場でどのような変化があったのか等を教えていただいたあと、参加者全員で、コロナ禍での地域活動等について話し合いました

【介護現場では・・・】
 新型コロナウイルスが拡大した4月頃から6月頃では、施設でも在宅でも、家族との面会、買い物、地域サロン等の地域で行われる集まりに行くなど、これまで気軽にできていたことが難しくなり、誰かと会う・話すことができず寂しいというお声をよく聞かれたとのことでした。
 また、入院すると、面会が制限されるため、入院せずに自宅で家族と最後を過ごしたいと思う人が増えてきていて、谷口氏からは実際に看取りを行った話も教えていただきました。

【地域では・・・】
 これらの話を受けて、参加者が今、取り組んでいる活動や、コロナ禍で工夫していること等を参加者同士で意見交換を行いました。
 地域サロン等、人が集まる活動では、換気・消毒の徹底や、外で取り組む活動(グラウンドゴルフ等)に力を入れるなど、工夫をしている話の他、一人暮らし高齢者宅等の訪問活動時の感染症対策等については訪問看護ステーションでの取組を教えていただくような場面もありました。
 活動を待っていてくれた方も多く、来られた方々の笑顔を見ることで喜びを感じたという話や、待ってくれている人たちのために、コロナ禍を考慮しながらも今できることをやっていきたいというお声も挙がりました。

 今回、新型コロナウイルス感染症があったからこそ、再確認した「人と人とのつながりの大切さ」。今後はそのつながりを紡ぎ続けるために、住民同士が支え合い助け合うまちづくりを目指していきます!

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